こんにちは、アンです。
JIN氏が「1万円が5200万円に!」と募集する、
「ポケットキャッシュ」
の問題点を検証していきます。
ポケットキャッシュの特徴
ポケットキャッシュとは、
24時間自動で稼ぐことができるといっている、
FX自動売買アプリのスマホ投資の案件です。
JINというトレーダーが紹介して、
人数限定のモニタ―を募集しています。
ポケットキャッシュのキャッチコピーは、
「1万円が5200万円に」です。
つまり、1万円をほったらかしにすれば、
FXの自動売買ツールで、5200万円になる
というものです。
LINEに登録してみた
ポケットキャッシュでは、
具体的な投資内容が分からないまま
このアプリを使用するには、
まずLINE登録するように促されます。
LINEに登録すると、
年収1億円超えトレーダーのJIN
と名乗るいう人からメッセージが届きます。
それによると、
「システムのモニターを募集している。
モニターの詳細を知るには、
WEB説明会に参加する必要がある。」
とのことです。
LINE登録しても、ポケットキャッシュの説明や、
FXの自動売買ツールの説明、実績などについて
説明があるわけではありません。
モニターの詳細な説明は、
WEB説明会に参加する必要がある
と言った案内があるだけです。
つまり、
WEB説明会に参加しないと、
ポケットキャッシュの内容や
稼いだ実績を知ることはできない
ということです。
情報を小出しにして、WEB説明会に参加させという
最近よくある集客パターンと思われます。
WEB説明会に参加してみた
ポケットキャッシュのWEB説明会の募集ページには、
名前、メルアド、電話番号などの個人情報の入力
が必須になっています。
WEB説明会に参加したところ参加費用として、
アプリ使用のため自動売買ツール代、
128,000円がかかることが分かりました。
しかし、WEB説明会に参加しても、
ツールのロジックや証券会社の説明は
一切ありませんでした。
「1万円が5200万円に」の確認すべきカラクリ
参加を検討する際に確認したり注意すべき点を
お伝えします。
FXの自動売買ツールの性能を確認する手段として、
バックテストとフォワードテストがあります。
これがツールの良し悪しを判断する唯一の
手段です。
つまり、ツールに最初にいくら投資したのか、
途中で資金がどのように増減したのか、
途中でで資金を追加したのか破綻したのか、
最終的にいくらになったのか、
を示すものです。
バックテストとは過去の為替のデータを用いて
シミュレーションしたものです。
自動売買ツールを開発する際に、
ロジックを組み立てる手段として用います。
後出しじゃんけんと同じですから、
当然良い結果が出るようにロジックを組み立てていきます。
出来上がったロジックで作ったツールを、
実際に運用したのがフォワードテストと
いうことになります。、
後出しじゃんけんのバックテストで、
しっかり作り込まれたロジックであれば、
フォワードテストも同様に
良い成績を示すことができます。
ところがそのロジックが良くなければ、
バックテストではいくら稼げたとしても、
フォワードテストでは破綻することになります。
そして、世にある多くの自動売買システムは、
フォワードテストつまり実際の運用で、
破綻しています。
長期間にわたり、利益を出し続けている
自動売買システムは
少なくとも私の知る限りありません。
実際に私が参加したことのある
自動売買ツールは、数か月にわたって、
運用実績を上げていたのも関わらず、
アメリカの重要な経済指標の
FOMC(連邦公開市場委員会)が開催された
翌日には破綻していました。
それだけ、成果の出せるロジック
を作るのは難しいということです。
まずは、ポケットキャッシュの
フォワードテストで利益を出し続けているのか
チェックすることが必要です。
利益を出し続けていることを確認することで、
今後このツールでどのくらいの利益を
得ることが期待できるのかを、
判断することができます。
それによって初めて、
「1万円が5200万円に」
が現実的に可能かどうかの
評価できることになります。
参加者の実績の問題点
ツールの実力を知るためにはフォワードテスト以外に
参加者の実績を確認する必要があります。
主催者は「1万円が5200万円に」と言っていますが、
しかしこの数字だけでは十分とは言えません。
主催者がいくら利益を得たとしても、
参加者が利益を得ていなけれが、
意味がありません。
この案件に参加する人にとって、
主催者や経験者の利益ではなく
今まで参加した初心者の実績が
重要になります。
今まで参加した初心者にいくら稼がせたのか
それを知ることが参加者にとって大事です。
自動売買ツールであっても、
主催者や経験者は自然と
ツールを稼働させるタイミングを図ったり、
運用資金を調整することは行います。
それによって利益を得るわけです。
初心者はそうはいきません。
同じツールを使っても、
成功することも失敗することもあります。
たまに成功して利益を上げても、
次は失敗して破綻することもあります。
毎月安定して利益を得ることが重要になります。
資金の流れつまり増減が許容範囲か、
を確認することも重要です。
資金がある人は、途中で資金を追加して
持ちこたえることができるkもしれません。
資金が少なければ破綻してしまう
かもしれません。
併せて初心者の参加人数と
利益を得ている人の人数や割合を
確認することも重要です。
仮に、「1万円が5200万円に」なった人が
一人でもいれば実績にはなりますが、
100人のうち残りの99人が破綻している可能性もあります。
参加した初心者のどのくらいの人が、
「1万円が5200万円に」なったのか
確認することが重要です。
プロジェクトの安定した再現性を確認することが
重要です。





